2022/05/21

大阪市港区ビル屋上防水工事

お客様のお困りごと 塗装工事のついで防水工事をしたとの事でした。
工事内容 塩ビシート防水機械固定工法
工事納期 6日
お客様の喜びの声 綺麗に仕上がり防水10年保証もついてお喜びでした。
担当者からの
メッセージ
雨漏りがしてしまう前に防水工事をして頂きありがとうございました。綺麗に仕上げる事ができました。

既設防水層は塩ビシート防水でした。

ALC下地に機械固定工法で仕上がっていました。今回の改修工事も同じく塩ビシート防水機械固定工法を採用されました。

防水作業間に清掃を行います。

既設防水層との縁を切る絶縁シートと言う材料を敷設します。

端末・入隅部分に塩ビ被覆鋼鈑を取付けます。この鋼板に塩ビシートを溶融着して固定する事ができます。

平場部周辺には同じくシート固定用のIHディスクと呼ばれる円盤を取付けていきます。塩ビシートを敷き込み終わった後に、専用の機械を用いIHの技術によりシートとディスクを温め融着し固定されます。これが機械固定と呼ばれる由来です。

排水口部分には防水性能を向上させる為、改修用ドレンと言う材料を取付けます。

平場部分に塩ビシートを敷き込んでいきます。

シワを伸ばした後、塩ビシートを溶かす事の出来る溶着剤と言う液体で塩ビシート溶かしジョイントを溶着接合していきます。

接合部分は口開きが無いかチェックし、口開きがあった場合は熱風溶接機にて塩ビシートを溶かして融着接合させます。

立上り部分も平場と同様に塩ビシートを貼り付けていきます。

立上りのコーナ部分にはコーナーパッチと言う塩ビシートの成型役物を熱風溶接機にて溶かし付けていきます。

この機械がIHディスクと塩ビシートを温めて融着できる機械です。5~8秒ほど加熱させます。

加熱後10秒ほど手でおさえます。

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融着後の写真です。円盤の外周部分が接合されます。たったこれだけの接合で心配されるかもしれませんが、耐風圧基準の200%を超える固定強度で設計されています。

塩ビシートの接合部全てに専用シール材を充填します。

完了です。

塩ビシートは下地の種類や形状を問わないので綺麗に仕上がります。