2023/03/18

大阪府池田市商業ビル屋上防水工事

お客様のお困りごと 前回の防水保証が切れ、維持管理のために防水工事を更新したいとの事でした。
解決策 安価に施工するため特殊な工法を採用しました。
工事内容 ウレタン塗膜防水密着工法
工事納期 7日
お客様の喜びの声 安く綺麗に仕上がったとお喜びでした。
担当者からの
メッセージ
アスファルト防水層の上からウレタン塗膜防水の施工は、施工方法を誤るとウレタン防水層の膨れ等の大きな問題の原因となります。しっかりした下地形成作業が重要となります。弊社にご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

既存防水層はアスファルト防水でした。維持管理のため防水更新工事をしたいとの事でしたが予算に限りがありなるべく安価にして欲しいが10年保証は必須と言う案件でした。通常は塩ビシート防水やアスファルト防水での施工をお勧め致しますが費用の観点からウレタン塗膜防水での施工と致しました。

高圧洗浄により汚れを落としていきます。

グラインダーで既存防水層の汚れを更に落とし、尚且つプライマーの付着性も良好にさせます。

既存防水層の浮きは新規防水層に影響を与えるため、切開しバーナーで炙り戻し、浮きを補修していきます。

下地が綺麗になったらプライマーを塗布していきます。

プライマーが乾燥したらウレタン防水材を塗布していきますが、まず既存アスファルト防水層のジョイント部分だけを先に塗布していきます。これはジョイント部分に段差がありウレタン防水材の厚みが確保できない可能性があるので増し塗りさせる防水メーカー指定の工法です。

上記作業と並行して改修用ドレンも取り付けます。写真はメッシュ補強をしている状態です。

ジョイント部分の防水材が硬化したら1層目のウレタン防水材を塗布していきます。ウレタンに厚みを持たせるのは職人の技量にかかっています。1㎡に○○㎏塗布すると言う規定が工法別に存在しますので最終的には平米数から使用数量を算出し規定塗布量通り施工できているか確認します。

1層目のウレタンが硬化したら2層目のウレタンを塗布していきます。

2層目のウレタンを流し終えた写真です。

トップコートを塗布します。トップコートは紫外線劣化を防ぐ重要な役割があります。

ウレタン塗膜防水密着工法が完了しました。