2023/11/11
堺市商業ビル屋上防水工事
お客様のお困りごと | 屋上に上がる階段が無く塗装工事のついでに防水工事も施工したいとの事でした。 |
工事内容 | 塩ビシート防水機械固定工法 |
工事納期 | 7日 |
お客様の喜びの声 | 綺麗に仕上がったとお喜び頂けました。 |
担当者からの メッセージ |
今回はパラペットの笠木を撤去せず笠木下に塩ビシートもぐり込ませる工法を提案させて頂きました。安価になる工法の上、10年保証が出来ます。ご採用ありがとうございました。 |
今回は商業ビルの塗装工事の際に防水工事を一緒に施工して欲しいとの事で工事させて頂きました。現状はアスファルト防水で著しく防水層が傷んでいる箇所はありませんでしたが防水保証期間は切れているとの事でした。今回は塩ビシート防水機械固定工法にて改修します。
まず端末の押え金物・コーキングを撤去していきます。
下地の付着物等を除去した後、清掃を行います。
アスファルト防水層と塩ビシート防水層が緩衝しないように絶縁シートというポリエチレン繊維のシートを敷設していきます。
平場部分に塩ビシートを固定するディスク盤を設置するための穴を開けていきます。
樹脂アンカーを用いディスク盤をインパクトドライバーで締め付けます。
立上りの端末に防水テープを貼り付けます。
端末部分、入隅部分に塩ビ鋼鈑を取付けていきます。この塩ビ鋼鈑に塩ビシートを溶着して固定させます。
排水口部分に改修用ドレンという専用の部材を取り付けます。
先に平場部分に塩ビシートを敷設していきます。先に立上りを貼っていく場合もあります。
立上りも塩ビ鋼鈑に塩ビシートを溶着して貼り付けていきます。
下地作業で固定したディスク盤を塩ビシートの上から専用機械で加熱し塩ビシートを固定させます。
加熱が終わったらディスク盤部分を圧着します。
シートが冷めたらディスク盤の跡がくっきり出ます。これで塩ビシートの固定がバッチリ出来ています。
立上り塩ビ鋼鈑端末部分にプライマーを塗布します。
変成シリコンコーキング材を充填していきます。
充填したコーキングをヘラで押さえて均していきます。
これで塩ビシート防水機械固定工法の完成です。