2023/01/23
堺市堺区テナントビル屋上防水工事
お客様のお困りごと | 雨漏りがあったが小屋等のせいで原因が分からないとの事でした。 |
解決策 | 不要物を全て撤去し全体的に防水を施す事になりました。 |
工事内容 | 塩ビシート防水機械固定工法(重歩行仕上げ) |
工事納期 | 7日 |
お客様の喜びの声 | 雨漏りが止まり、綺麗になり大変お喜びでした。 |
担当者からの メッセージ |
タキロンの長尺シートを採用して頂きましてありがとうございました。意匠性や機能性に優れるうえ、塩ビシート防水の保護にも繋がるので防水性能も長持ちする事でしょう。ありがとうございました。 |
既存防水層は塩ビシート防水でした。屋上に小屋や不要物が多くありましたので撤去してからの作業となりました。
小屋下の基礎にモルタルが使用されていたので撤去しています。
入念にケレン、清掃を行います。
既存防水層が塩ビシートの場合は絶縁シートと言う材料を先に敷き込みます。これは新しく敷設する塩ビシートの中に含有している可塑剤と言うシートを柔らかくする成分が入っているのですが、旧シートと新シートを直接触れさせると可塑剤が旧シートの方に移行してしまい新シートの柔らかさが早く失われ硬くなって防水層の早期破断に繋がってしまいます。その現象を絶縁シートが遮断してくれるため重要となってきます。
絶縁シートを全体に敷き込んだ様子です。
排水口に取り付けられている古いドレンは撤去します。
周囲に塩ビ被覆鋼鈑と言う塩ビシートを固定する為の材料をアンカー固定します。
周辺部にはこちらも塩ビシートを固定するためのIHディスクと言う材料を取り付けていきます。
下地工事が完了したら塩ビシートを敷き込んでいきます。適度にシワを伸ばしながら敷設します。
立上り部分も熱風融着などにより塩ビシートを敷き込んでいきます。
排水口も新しく改修用ドレンを取付けています。
立上り端部にコーキングを充填しています。
立上り端部は二重水切り構造とするため、アルミ水切り金物を更に取付けていきます。
取付けが完了したらコーキングの食い付きを良くするためのプライマーを塗布します。
プライマーが乾燥したらコーキングを充填していきます。
塩ビシートのジョイント部分に塩ビシール材を充填していきます。
今回お客様のご要望により屋上で重歩行したいとの事でしたのでタキロン製の長尺シート(防滑シート)を敷設しました。
長尺シートも熱風融着や溶剤溶着にて固定していきます。
長尺シートジョイント部分には専用のシール材を充填し、ヘラで押さえ仕上げます。
塩ビシート防水重歩行仕様が完成致しました。