ファイバー(繊維)レインフォースド(強化)プラスチック(合成樹脂)の略称でプラスチックにガラス繊維などを含浸させ強化させた防水材料。

1ply(繊維含浸1回)や2ply(繊維含浸2回)で費用が異なる。もちろん2plyの方が強度が高い。車のバンパーや小型船などにも用いられる材料で、

表面強度が強靭な上に弾性にも富んだ材料で歩行する屋根に向いている為、戸建てのベランダ・バルコニーでの採用が多い。

樹脂は塗膜系だが硬化剤の量により硬化時間を調整できる為、早く固まらせる事ができる。仕上げにはトップコートを用いる

施工中

施工中

完成

完成

  • FRP防水:密着工法

    FRP防水材をそのまま下地に密着させる工法。木下地に適しているが5年程度経過すると下地から浮いてきたりする事がある。硬化速度を調整させる事が出来る為、戸建てのベランダなどでは1日で完了させる事が可能。5~10年保証。

  • FRP防水:通気緩衝工法

    ウレタン塗膜防水通気緩衝工法と同様プライマー塗布後、通気緩衝シートを敷設し脱気筒によって下地の湿気を抜く工法。強度が高い上に下地の影響を受けにくい為、高耐久が期待できるがコストは高い。10年保証。