2023/08/29

堺市戸建てベランダ防水工事

お客様のお困りごと 雨漏りがありお困りでした。
解決策 全面に防水施工をさせて頂きました。
工事内容 ウレタン塗膜防水通気緩衝工法
工事納期 3日
お客様の喜びの声 雨漏りが止まり綺麗になったとお喜びでした。
担当者からの
メッセージ
雨漏りがあり下地に多量の湿気が含まれている事が予想されるため下地に含まれる湿気を外気に放出できる通気緩衝工法を採用させて頂きました。塗膜防水の密着工法では下地に直接防水材を付着させるため膨れによるクレームが多いので通気緩衝工法の選択は間違いないです。ありがとうございました。

既存防水層はポリマーセメント系塗膜防水密着工法でした。20年程度ノーメンテナンスで防水層の劣化は著しく漏水が発生していました。今回はウレタン塗膜防水通気緩衝工法にて改修致します。

下地の凹凸を無くすために小石等を削ることの出来る道具でケレン作業を行い清掃します。

プライマーの食い付きを良くするため、また下地の凹凸を調整するために樹脂モルタルという材料をペースト状に攪拌し、下地に塗布していきます。

上記同様に床面にも塗布していきます。

目地等の凹みはコーキングにて先に埋めておきます。

下地作業が完了後、プライマーという防水材の接着強度を高める液体を全体に塗布していきます。

プライマー乾燥後、ウレタン塗膜防水通気緩衝工法用の通気シートを敷設していきます。黒い部分が粘着層で白い部分が下地の湿気を逃がす通気層になります。このシートを貼り脱気筒を設けることによってウレタン防水材の膨れを抑制する事ができます。

通気シートのジョイント部分には専用のジョイントテープを貼り付けます。

排水口部分には改修用ドレンという鉛製の部材を取り付けます。

ここからウレタン防水材を塗布していきます。立上りから塗布していきます。

次に床面も塗布していきます。

1層目のウレタン防水材が硬化したら2層目を塗布していきます。

床面も2層目を塗布していきます。

丸いものは脱気筒でこの部材から下地の湿気が抜けるように取り付けられています。立上りに付けるタイプのものは脱気盤とも言います。

2層目のウレタン防水材が硬化したらトップコートを塗布します。これは紫外線劣化等から防水材を守る役割があります。

トップコートを塗り終わり硬化すれば防水工事の完了です。