2022/10/15
大阪府貝塚市一軒家ベランダ防水工事
お客様のお困りごと | 雨漏りがある上に床面がきしむとお困りでした。 |
解決策 | 下地の悪い部分を撤去し全体を補強してから防水工事を行う事にしました。 |
工事内容 | 塩ビシート防水機械固定工法 |
工事納期 | 2日 |
お客様の喜びの声 | 雨漏りが止まり、下地のきしみも無くなり綺麗になったと大変お喜びでした。 |
担当者からの メッセージ |
木下地にウレタン塗膜防水はNGなのですが、なぜこのような施工をしたのかが分かりません。このような現場を見ると残念でなりません…。 |
既存防水はウレタン塗膜防水補強布入り密着工法でした。合板の上から直接ウレタン防水を塗布しておりNGな工法だった為、防水層に亀裂が入って漏水し、木下地を腐らせていました。
木下地の傷んでしまった箇所を取り除きます。
段差調整材にて撤去部分を調整します。
下地補強の為、床全面に鉄板を敷き詰めました。
入隅部・端末部分に塩ビ鋼鈑を取り付けます。
下地が完成したら改修用ドレンを取り付けます。
塩ビシートを敷き込みます。
ジョイント部分は溶着剤にて塩ビシートを溶かし一体化させます。
立上り部分も塩ビシートを貼り付けていきます。
コーナー部分は専用の役物を用い熱風溶接機で溶かし一体化させます。
シート相互のジョイント部分に塩ビ専用のシール材を充填します。
立上り端末部分にはコーキングを充填します。
完了したら排水口がゴミで詰まらないようにカバー(ストレーナー)を設置します。
防水工事が完了しました。塩ビシート防水機械固定工法は下地の状況を選ばないため、ほとんどのベランダ・屋根に対応できます。施工前の下地の傷み具合を見て防水方法の選定には注意を払う必要がある事を改めて思い知らされた工事でした。